真っさらな目で旭川を感じる強行軍③ 半端ない充実感

地権者さん方の近くに到着。全国民の心のふるさと・セイコーマートで買い物や一服をしてもらって、自分と次男がご自宅に向かい、深呼吸して呼び鈴を鳴らす。お留守っぽい。

いったんみんなの元へ戻り、お昼ご飯をとることに。地元の青年農家さんが始めた石蔵ダイニング「米蔵(マイハウス)」へ。車で10分ほど。ここは自分と家族にとって3回目の訪問。自家製ベーコンがめちゃウマ。蔵を活用した空間もいいし、イタリアンベースで地元の野菜がたくさん取れるのがいい。気取らない雰囲気と味で、いつもにぎわう。家族連れ、ご婦人の集まり、カップルと客層はさまざま。

料理を待つ間、ゲストハウスのある〝公園〟での物販についてみんなであーでもない、こーでもないと。妻の茜はパンとか焼き菓子とかも勉強しているけど、発酵も楽しいし。松島さんは「燻製いいですよ。始めやすい」「ビールとかどうですか」と。元パン職人の鈴木さんは、作りやすさ、販売のしやすさから菓子の可能性を熱く語る。 ビールつくりたくなった。石川県にいるとき、有名な小規模農家さんが自家製ビールをつくっていて、すごいおいしかったのを思い出した。

松島さんと松本(憲)さんはサッポロクラシックの生をジョッキでクイッと。このお店はクラシックの何か(すみません)に認定されていて、泡立ち、のど越しに二人とも満足してくれた。

食後は、もう一度地権者さんのもとへ。先ほどお尋ねしたお宅から少し目を転じると、あら、その離れのようなお宅に表札が。こんなこともあるのねー。いつだって見落としはあるし、見直し・再チャレンジって大事だな。「もう1回おたずねしてみましょう」と言ってくれたチームの皆さん、ありがとう。

玄関ドアの前で、深呼吸する。いつだって突撃訪問するときは心臓がバクバク。「新聞記者だから慣れてるんだねー」と言われるけど、いやいや確かにピンポンすること自体はそうだけど、なんてったってこれからの人生かかってますから。普段の仕事と違って「じゃあ次」とはいきませんから。わけのわからない若造が「土地欲しい」って来るなんて、もし自分がその立場だったら腰抜かしちゃうかも。

地権者さんのご家族がいらっしゃって、用件をお伝えする。すると、なんと他のご家族に電話でつないでくれ、お話しする機会をいただいた。感激・・・。帰り際、長女のためにお茶やお菓子もいただいてしまった。恐悦至極に存じます。あらためて書面で、こちらの思いをお伝えすることになった。

この後はひたすら道央自動車道を走り、空港方面へ。時計とにらめっこしながら、「yomogiya」さんこと中村さん宅にお邪魔しようと目論んでいた。ギリギリ行けそうだったので、岩見沢ICを下りて、下道で長沼町へ。田畑の景色が素晴らしく、周辺にスタイリッシュな宿やベーカリーがあるのも納得。

流しでは絶対に分からない、道から一歩入ったところに中村さんのお宅が見えた。となりのトトロのサツキたちの家のように、奥まったところ。

あった。うおーーーーーお、かわいい!

撮影:松本憲
なにか作っている途中なのかしら。中村さんは旭川のイベントに行っていなかったので、また聞いてみよ

たまりません。

お腹いっぱいになって新千歳空港に急行。帰りのエア・ドゥ便は出発が40分遅れで助かった。全国的に悪天候で、新千歳も霧が立ちこめ、欠航が相次いでたので、飛んだだけでもラッキーと思わねば。

羽田からは京急で品川。自由席しかないのでダッシュしてホームに向かうも、長蛇の列。通勤電車だと「次の列車をご利用ください」というレベルの混みようで、デッキに人があふれて入れない。心の中で土下座して人垣を押しのけて無理矢理8人、入れてもらった。子どもたちは疲れ果て、抱っこして眠りこけてしまった。静岡ってこんな遠かったっけ・・・。午後10時48分に浜松駅に到着。本州ってこんな湿度高かったっけ・・・。

これまでで一番、収穫のあった旅だった気がする。自信をもって進んでいけると確信できた! (おわり)

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