「ちゃぶだい」って、なんか、いいな

9か月ぶりの本州。「熱帯雨林や」と現地の人に聞いていた東京へ、恐る恐る出張してきた。お宿は、もちろん、普通のホテルなんかじゃなく!大学のゼミの先輩、西村拓也さんたちがことし1月にオープンさせた、ゲストハウス「ちゃぶだい」であります!やっと来れた~

実際にちゃぶ台を使った、かわいい看板

肥料問屋だった築100年以上の古民家をリノベーション。ほんとおめでとうございます!!最新号の雑誌「商店建築」でも紹介されてます。詳しくは公式HP(https://www.chabudai-kawagoe.com/)を是非のぞいてください!

西村さんと10年ちょっとぶりに入り口近くのバーで飲んで、ほかのお客さんとワチャワチャ消灯までしゃべって、個室でぐっすり寝た。理想的なゲストハウス感!

語る語る西村さん

酔っ払いながら、急な勾配の階段、電話ボックス、ちゃぶ台、土間など、もともとあったステキ要素が、リノベーションでいい具合に引き出されてる感じの空間のつくりかただなぁとしみじみ。

一泊していちばん体に残ったのは、「なんか、いいな」っていう心地よさだった。ゲストハウスに泊まると、なんとなく朝に疲れを感じることもあるけど、まったくなかった。(個室の感想です!)

ちなみにこの2階の個室は開放感があって、窓から歩く人の姿が見える。まちの息遣いがすごく伝わってくる!

「なんか、いいな」っていう感じ。

これってすごく単純に聞こえるけど、あんがい難しいはず! 古民家リノベーション物件って、「どうだ古民家だ」「懐かしい感じでしょ」「レトロ感ハンパないでしょ」というのがビンビン迫ってくるやつもありまして。それってけっこう、疲れちゃうんですよねー。

もともとの良さを引き出しながら、いま(現代)の人たちが居心地よく過ごせる、居場所だと感じられる雰囲気をつくるのって、どうしでもデザインとか当事者のパッションがないとできないと思うー。

母屋はもちろんそうなんだけど、ビビッときたのは、庭を歩いてポツンと立つ小屋。おばあちゃんがかつて使ってたという、けっこうボロボロだった小屋が、大胆にリノベされててびっくり。

土間の横から続く通路を歩くと・・・

見えた! かわいい、ほっこり

手作りオーダー眼鏡の「澤口眼鏡舎」さんが入ってる。店内はもちろんだけど、この小屋を取り巻く庭の空気感も、これまた最高で。これも、日本家屋にあるいかにもな庭をドドーンと押しつけがましくアピールしてるわけじゃない、「あ、なんかいいな」っていう幸福感に包まれたわ。

お寝坊な朝。西村さん、ありがとうございました!

余談だけれど、ちゃぶだいへ向かうときに3人(うち2人は酔っぱらい)と、帰りに2人(うち1人は子ども)に道を尋ねた。いちばん大きい理由は、スマホの充電がきれて地図を表示できなかったことで、スマホ頼みにしてたからちゃんと調べてなかっただけなんだけど、地元の人にちょっと話しかけたいっていう気持ちもあった。そういう雰囲気が、この川越にはあるなぁと。一人で歩いて目的地に行くより、ちょっと関係を持てるって、なんかいいなー