真っさらな目で旭川を感じる強行軍① 感じないと始まらない

前の投稿から4日もブランクがあいちゃった。反省! 慣れるまでは質より量のはずなのに。心入れ変えよ。

6月27日(水)にゲストハウス候補地の角地が頓挫。失意に暮れていたその直後に打ち合わせし、帰り際、「都合つけば週末に旭川行きませんか? ここで悶々としててもしょうがない」と無茶ぶりをやってしまった。そこから仕事やご家族との予定を調整してもらい、翌日には自分の家族含め8人での弾丸ツアー催行が決まった。このスピード感が皆さんのメンバーのすごいところ。

スキルフルでクリエイティブなチーム(通称:「旭川公園グループ」、略称:AKG)の顔触れは、デザイナーで広告・宣伝・ネット・企画・撮影となんでもござれの鈴木裕矢さん、公民連携をいろいろ仕掛け普段は浜松城公園に日産・キャラバンを置いて「タタズミコーヒー」をやっている松島弘幸さん、ゴミを愛しなんでも作っちゃう、建築家の松本憲さん。

で、週末をつかって行ってきた。

今回も一週間前と同じくお昼のエア・アジア便。だいぶ到着が遅くなったけど、新千歳からデリカを借りて一気に旭川市の候補地へ。夕方4時半を回って、予定地近くに差しかかると、松島さん(確か)が「この辺の家、塀とかないんすねー」とぽつり。あ、確かに。狭い、閉じられたっていう感じがしないのは、そういうのが影響してるのかなぁと気付かされる。

家族チームはご近所さん家族と井戸端会議。旭川公園チームは、周辺を練り歩いてdigging。そばにある、旭川市で最古の小学校に雰囲気のいい丘があることとかを発掘してくれた。

感想は「ここはいいっすね~」「よく見つけましたねー」「〝公園〟をイメージできる」と、しっくりきたみたいで。

撮影:鈴木裕矢 やっぱプロが撮ると違う。
撮影:鈴木裕矢  このままジャケット写真にしてほしい

めちゃくちゃホッとした。これまで自分や妻・茜の中では「いいね」と思っていても、第三者の目、目の肥えた人の目にどう映るのか、魅力的なのかどうか不安なところもあったんで。

明らかに本州のそれとは違う、空の広さ。肺が喜んでる感じのする空気。線路に並行して続く家庭菜園。ディーゼルの普通列車が奏でる、コトン、コトンというジョイント音。空き地に咲く、なぞに色とりどりの花。ご近所さんのフレンドリーさ。確かに北海道らしさはあり、ローカルな暮らしのかおりがある。

なんでここに暮らしたいと思ったのか、3人のメンバーに分かってもらえた。離れた所で100回打ち合わせしても、現地に来て感じることにはかなわない。あとはこれをどう言語化するか。事業としてニーズが見込めるか説明できるようにするか。

これまで角地で検討を重ねてきたけど、そこにこだわらなくてもやれる。逆に角地じゃなくても、見通しの良い「L字型」の地面が確保できれば、そっちの方がいいんでは?という感触も得られた。ほんと来てよかったな~

この永山地区ではこの日、永山神社のお祭りが運良くあって、これでもかというくらいに人が旧市街地にあふれていた。こんなに人がいるなんて、正直意外。自転車で集まってきてるのがいい。パパとママが、子どもの手を引いているのもいい。

旭川公園チームはこのお祭りを見学。家族チームは、友人家族と夜ご飯の約束があったので、まちなかに向けて移動。

駅前の豪奢なホテル(直前で安宿が確保できず)に泊まり、夜は旭川公園チーム3人と自分、次男・陽己でホテル内の天然温泉へ。ほとんど移動だったけど気持ち良くベッドイン。明日もうまくいきそうな気がする。        (つづく)

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です