「トキワ焼き」を食べずに帰れない

旭川のまちなかに来て、用件を済ませて永山に帰ろうとすると、なにか忘れ物をしたような気分になる。「そうだ、トキワ焼き食べてない」。そう思える不思議な存在感が、福吉カフェにはある。

福吉カフェのコンセプトは、「もっと旭川が好きになるカフェ」。クロワッサンたい焼きの看板メニュー「トキワ焼き」は、すぐ近くにある、旭川のシンボルである「旭橋」がモチーフ。外はサクッ、中はトロふわ。ハムマヨや紫いも、つぶあん、クリーム…と絞り込むのが苦しい。ドリンクは和がベースで、「抹茶らて」が代名詞のような存在だ。ランチのプレートも充実している。

​大正13年に建てられた歴史建築「旧北島製粉所」をリノベーションした。プロデューサーの海老子川雄介さんは、カフェの運営にとどまらずイベントづくりや、まちづくりまで手がけている。カフェを旭山動物園や旭川ラーメンのような地域資源にし、旭川を「稼ぐまち」に押し上げようと奔走する。店内には観光や移住、体験の情報を発信するコーナーもあって、ちょっと一足伸ばしたくなる。

カフェの三色の暖簾をくぐれば、旭川をもっと知りたくなる。

下戸でも足しげく通う名門酒蔵

日本酒好きなら、かなりの人が知っているであろう「男山」。「旭川公園」と同じ、旭川市の永山という地区にある。連日、アジアからの団体旅行客を乗せた大型バスが乗りつける盛況ぶり。でも地元目線でみると、ここは上質な「水汲み場」として愛されている。

なんと、ここのお酒の仕込み水にも使っている、大雪山系の伏流水が汲み放題なのです。訪日客の元気に負けまいと、地元の旭川ナンバーの乗用車も次々に押し寄せる。老若男女、焼酎「ビッグマン」の空きボトルや、ホームセンターで売ってそうな大きなポリ容器を携えて。

「この水は、大雪山連峰の雪解け水が長い年月をかけて伏流水となったもので、『延命長寿の水』として親しまれ、仕込み水にも使用しているお水です」と説明書きがある。なんだか、そそられる。

この辺りでお水というと、水道がなく、大雪山の湧き水が全戸に供給されている東川町が有名。そのきれいな水を求めてお店を構える人が多いし、フジカラーの現像所がかつて、わざわざ旭川から東川に移転したこともあるほど。でも「男山」だって、全国区のおいしいお酒に使われている水が無料で提供されて住民に親しまれているから、違った意味でおもしろいなぁ~と思うのです。

「旭川公園」ではコーヒーやオリジナルブレンド米に、ここの伏流水や、ペーパン地区の湧き水を使う予定です。なんだかワクワクするなぁ~。

ちょっと観光客目線でいうと、蔵元限定のお酒がいくつかあって、純米大吟醸なんか、なまらおいしい。7月から全道販売される、日ハム応援の日本酒缶なんかも楽しい! チャレンジングで、応援の気持ちを込めてついつい大人買いしてしまう。

毎年2月には大行列があちこちで生まれる「酒蔵開放」もある。ゲストハウスで前後の夜をゆっくり過ごして、バスでどうぞ。(お迎えもできるかもしれません)

ちなみに男山は伊丹が発祥ですよ! 大阪のみなさん。ちなみに「旭川公園」管理人の松本は学生時代、恵比寿の立ち飲み屋で週に2回くらい「男山」を飲んでました。

||| 坂井寿香さん ///「半農半デザイン」が武器。お米・トマト・寒締めほうれん草をつくる農家&グラフィックデザイナー     

1983年、旭川市東旭川生まれ。学生時代にデザインを学び、卒業後は市内で経験を踏んだ。「坂井ファーム」の農場長のご主人と結婚し、いまは東旭川の「ペーパン」と呼ばれる地区で暮らす。米を中心にトマト、ほうれん草を栽培する農家を助け、子ども3人を育てる傍ら、グラフィックデザイナーとして地域の盛り上げに一役買っている。

ペーパンはアイヌ語で「甘い水」を意味する。「米飯」とも書き、豊田・瑞穂・米原とお米にちなんだ集落からなる。地区には旭山動物園の近くで倉沼川で合流するペーパン川があり、知る人ぞ知る美味しい湧き水もある。文字通りの米どころで、坂井ファームはその入り口の豊田に拠点を構えている。

米飯地区移住ポータルサイトHPより抜粋

中学一年の時、技術の授業でラジオを作り、そのラジオから流れてきた渋谷系のミュージシャン「ピチカート・ファイブ」のとりこになった。CDショップに行ってみると、ジャケットから何から、そのかわいさにはまったという。幼いころからエレクトーンを習っていたこともあって、音楽にも美術にも興味が深まっていった。

北海道教育大学の旭川校の美術コースでデザインのゼミに入り、デザインについて「広く浅く」学んだ。卒業してからは旭川市内の個人事務所で働いたり、広告代理店でチラシを手がけたりして経験を重ねた。

旭川公園ゲストハウスのHPを制作してくれた、鈴木裕矢さん㊧と

坂井ファームの一員となってからも、シールや名刺のデザインなど地域からの仕事が舞い込み、家族も「好きなようにやっていいよ」と温かく応援してくれた。自社の加工品では、できるだけ農薬を使わずに丹精したミニトマトのジュース「週末のペーパン」のパッケージをオシャレに彩った。「週末のペーパン」は、北海道新聞旭川支社が発行するフリーペーパー「ななかまど」(2019年11月30日)では、「澄み渡るような爽やかな甘さが一口目から広がり、飲むほどにフルーツに負けない甘さがあふれてゆく」と紹介された。

坂井ファームのお米(ゆめぴりか)、ドライトマト、「週末のペーパン」


同じ東旭川にあり、カフェやショップが点在する「桜岡」のガイドマップも作った。お店めぐりをすると、そこかしこで手に取れる。毎年7月に「クラークホースガーデン」で開かれる、「Sakuraoka Holiday(サクラオカホリデー)」にも携わる。

東旭川にとどまらず、体験型観光プログラムを提供する「アサヒカワモトクラシー」のデザインも担当している。

「アイヌ文化に気軽に触れられるように」との思いで、道産トドマツの活用で知られる「北海道ポットラック」が企画したアイヌのくらしシリーズ「AINU FOLK ART」にも携わっている。二風谷地区に暮らすアイヌの人に監修してもらい、伝統的な文様をベースにした雑貨をデザイン。道の駅や旭川駅近くのセレクトショップでひときわ目を引いている。アイヌ語を使った施設や商品は多いけれど「きちんとアイヌの考えや歴史を理解してからじゃないと、とても扱えません」とじっくりアイヌ文化に向き合う。

「AINU FOLK ART」ホームページより抜粋
A

今後は、家業の農業にデザインを取り込むことに、より力を入れるつもりという。「農家もデザイナーもいっぱいいる中で、農業もデザインもできる強みを生かしていきたいですね」

「丁寧な暮らし」のおすそ分け

旭川公園ゲストハウスの予定地から旭山動物方面へ。車で15分くらいドライブすると、東桜岡という地域にたどりつく。クラフト工房やホースガーデン、森の中のカフェと盛りだくさん。主張しすぎず、それぞれがしっかりとした世界観をもったショップが点在する。

そのなかに、丁寧な暮らしを体現したような雑貨屋さん Aujourd’hui(オージュルデュイ)がある。

静岡に住んでいたこともある女性が切り盛りしていて、旭川周辺の作家さんの、クオリティの高い手作り雑貨や、海外の気になったものを、セルフビルドの小屋で紹介している。2018年12月にお邪魔したときは、木こり兼スプーン職人が手がけたアズキナシ(樹種の名前)のスプーンや、蜜蝋(ハチミツでできてる)のキャンドルをいただいた。ゆくゆくは、コーヒーミルやキッチン道具なんかも買いにこよう。

小屋のような外観の建物を見るだけでも、ほっこりする。「あ、いいな」とつぶやきたくなる。

冬しか会えない、うつわカフェ

旭川から層雲峡の方面に向かう国道39号から、JR宗谷本線をはさんで北を通る道沿いに、冬しか営業しないカフェkotori(コトリ)さんがある。控えめな外観で、車だとうっかり通り過ぎてしまうほど、永山という地域に溶け込んでいる。たたずまいは丁寧な暮らしに根付いた雰囲気で、気持ちいい。優しい雪を借景にケーキとコーヒーをいただくと、もっと気持ちいい幸福感に包まれる。

普段使いできる器を紹介するのが、kotoriさんのポリシー。道内各地の作家さんの作品展をかねて、フードやドリンクで実際に使うことができる。初めてお邪魔したときは、同じ永山にこんなスタイルのお店があることに衝撃を受けた。器にきちんと向き合うカフェがあるなんて。静かに時間を楽しめる場所があるなんて。

2019年3月29日の食後のデザート&コーヒー

周囲は田畑が広がるロケーション。ハクチョウの群れが頭上を飛び、タンチョウが羽を休めることもある。向かいの農家さんでは、夏になると遠くからも直売野菜の買いに来る人でにぎわうらしい。

2点だけ注意がいる。静かな時間を楽しむため、大人だけの空間ということにご理解を。そして冬しかやってないので、一度逃すと半年以上は待たないといけない。2019年は3月末で終了。はやくも、次の冬が楽しみになってきた。

すぐそばにある当麻町の踏切

「旭川公園ゲストハウス」の予定地からは、レールが見える。稚内につづくローカル線。ディーゼルの一両の列車が、コトン、コトンと通り過ぎるところ。そして車で10分といかなくとも、見晴らしのよい田んぼが周囲に広がっていて、オシャレで力強い特急「宗谷」「サロベツ」や、冬に毎日運転されるラッセル車を見ることができます。お子さんに大人気。冬にゆっくりと、雪煙を上げる列車を目に焼き付けるのもここならでは。

管理人の松本がお気に入りなのは、国道39号線を当麻町方面に向かい、当麻に入ってすぐにある細い道をたどった先にある、小さな踏切。風を感じて、空気を吸い込んで、列車を待つ時間が楽しい。

||| 高岡一男さん ///北海道で唯一の桶職人。樹齢500年、富良野で育ったイチイの木で70年間手作りする「森の名人」 

ドラマ「北の国から」で知られる富良野市・麓郷に、懐かしい木の香りが立ち込める作業場がある。主は、北海道で唯一の桶職人として知る人ぞ知る、高岡一男さん。天皇陛下と同年だそう。「私はもうちょっと頑張ります。無理しないように」と現役を続けている。

北海道新聞の記事によると、父親が東大演習林の演習林にあるイチイ(オンコ)に惹かれて豊浦町から移住した。イチイは富良野市の木でもあり、堅くて狂いが少ない。高岡さんは14歳から職人として桶を作り始めた。演習林が払い下げた樹齢500年の木目の詰まった高級品を使い、乾燥から一か月以上かけて完成させる。国土緑化推進機構の「森の名手・名人」に、道内から初めて選出された。

かつて周辺に桶店はいくつもあったが、プラスチック製品が普及し、立ち行かなくなる同業が相次いだ。それでも本物の逸品を求めるファンに支えられ、注文を受けて品がなくなったら制作している。作業場横の棚には、お櫃や寿司桶、湯桶が布をかぶって来客を待っている。「来てもらえると、本当にありがたいんです」と身を小さくする。

桶以外も作っていて、「知床太鼓」や、名寄市の高さ2mの大太鼓も手がけた。長く大事に使ってもらうために、修理して付き合うことが欠かせない。「どうしても、うちでやってあげないといけないところがあるんです。やめられないんです」と衰えないプロ意識ものぞかせる。

「北の国から」では、高岡さんが作った水桶が使われたという。旭川公園ゲストハウスでは、高岡さんが丹精した2合のお櫃2つと、3合のお櫃1つをご用意して、朝食で提供します。

||| 横田宏樹さん ///森から始まる『家具づくり』を売ろう」。旭川と静岡を往復して呼びかける、木こり経済学者 

昭和52年、滋賀県彦根市生まれ。静岡大学と名古屋大大学院を卒業し、8年余りのフランス留学をへて旭川大学へ。学生時代から自動車産業を研究してきたが、地元の「旭川家具」に魅せられて研究テーマに選び、どっぷりとはまった。2018年秋から籍は静岡大に移ったが、頻繁に旭川との間を行き来し、学生を指導する。静岡も旭川も日本五大家具産地。「地域産業として持続するには」を考え続けている。

旭川では、世界的に有名な家具メーカーや木材会社、業界団体などを学生と一緒に訪問してつぶさに聞き取り、川上である森側と、川下であるメーカー側に大きな隔たりがあることを痛感。地域材の活用など、地域と家具産業のつながりを強くしていかないと、産地が持続しないと見通した。山主、製材業者、メーカー、販売業者をつなげた「森林業の6次化」「ネットワーク化」がカギになるとみて、地域ならではのストーリーを見せていく「『家具づくり』を売っていくべきだ」と説く。

だからこそ、「木こり経済学者」を名乗る。自ら山に入って材を選び、顔の見える作り手と一緒に家具を仕上げるプロセスを重視。ゼミ生と一緒に「森から始める、出口の見える家具づくり」を実践している。山主・木こりとしては自伐型林業を展開する「里山部」の清水省吾さん、家具職人としてはガージーカームワークス出身で当麻町地域おこし協力隊の原弘治さんが全面的に協力する。

旭川大の学校祭ではシラカバの木を切って店舗にした「木育カフェ」を構えて来場者の人気を集め、図書館ではナラを使ったスツールを制作。旭川家具の祭典「旭川デザインウィーク(ADW)」」でもブースを置いて発信した。横田ゼミは旭大(きょくだい)の名物ゼミに育った。

フランス留学中は常にお腹をすかせていたが、手元に小麦粉はあった。自らうどんを打ち始め、やがてパーティーを自宅で開くまでになった。

今の自宅は、ヨーロッパでも知られる旭川家具のイスや、旭川の若手職人が手がけたテーブルで彩られる。夜は研究や読書に没頭するが、ゼミ生を集めた飲み会ではワイングラスを片手に饒舌になる。マイクに握り替えると、室内は一気にパーティームード。エアロスミスになりきり、流暢な英語で全身で歌う。

||| 清水省吾さん ///持続可能な森づくりへ、ぜんぶ自分で。時には「切らない」も選ぶ、会いに行ける木こり。

昭和61年、苫小牧生まれ。旭川大学でコウモリを研究したのをきっかけに、その棲家である森の魅力に引き込まれ、2014年、ついに山を購入してしまう。「旭川公園ゲストハウス」予定地から車で10分ほどの「突哨(とっしょう)山」の一部4.7haを、「里山部」のフィールドとして管理。まちに出て「顔の見える林業」をアピールするだけではなく、森林をシェアしてもらおうと、まちの人を森に呼び込んでいる。

最近では道内外で講演をすることも多く、プレゼン冒頭の十八番は「フリーで木こりやってます」。仕事道具は軽トラとチェーンソー。重機を一切使わない〝漢気(おとこぎ)〟にこだわり、「北海道一、環境にやさしい木こり」を自任している。時折、道外に修行に出かけ、〝漢気〟を磨くとともに、自分の立ち位置と針路を客観視することを忘れない。2019年3月には奈良県・吉野で山籠もり。巨大なヒノキと闘った。

自ら山を所有し、下草刈りや枝打ち、間伐といった管理をして、顔の見えるお客に家具材や薪を販売する。こうした「自伐型林業」を広げようとNPOも立ち上げた。木の命と向き合い、森全体のことを考えて切るべきではないと判断したなら、「切らない」という選択肢も手元に残す。森の価値を最大化しないと、産業としても自然としても持続可能ではなくなると信じているからだ。

全国的に山主が森林組合や企業に管理を任せていて、「所有」と「管理」が分断されている現状がある。補助金を得るために大規模に重機を使って皆伐する現行林業に対し、強烈に異を唱える。「森を見ず、生態系のバランスを崩し、森の価値を次代へ引き継がない」。反発をいとわず、自分の信じたスタイルを貫く姿に共感が広がっている。

と書いてくると、硬派なだけの木こりに聞こえるが、さにあらず。北海道では珍しい里山を身近に感じてもらおうと、火おこしやハンモック体験、森林ウオーク、サバイバル体験、冬はスノーモービル、スノーシュー、スノーキャンプなど、お客の「これやりたい」を広く叶える。旭川のまちなかから近い突哨山だからこそ、できることがある。

スプーンを作る「削り馬」に乗る清水さん

2019年の「旭川冬まつり」では雪像が居並ぶ白一色の会場に、イメージカラーのオレンジの作業着をまとい、「焚き火ソムリエ」として活躍。シラカバの木で火を起こし、寒さで震える来場者の心をつかんだ。

農業も漁業も、消費者は産地や生産者に気を配るようになってきたのに、林業はまだまだ。「清水さんのトマト」はあっても、「清水さんのシラカバ」はなかなかない。でも、ないならやるのが清水さん。そしておこがましくも、「小規模だからこそ」の思いは筆者も一緒。「清水さんのシラカバ」で、旭川公園ゲストハウスのオリジナルスツールを作るプロジェクトがもっか進行中であります。

すてきなセレクトショップとクラフト工房が近くにある幸せ

ゲストハウス「旭川公園」の予定地はどこにあるの? と聞かれたら、けっこう答えるのが難しい。例えば旭川駅のすぐそばとか、札幌の大通公園のそばとか、だれでも分かるランドマークが近くにあるわけじゃない。永山という、旭川の一番東側のエリアで、層雲峡の方面と言うほうがまだ分かりやすい気がする。

それくらい地味だし、のどかな雰囲気の住宅街でもある。でも、最近おもしろい人が居付き始めた当麻町や移住や写真で有名な東川町、駅カフェやイチゴが知られる比布町とかのハブに当たるところなんです。そして旭川市内でいっても、旭山動物園まで車で15分くらい。実は。それと、東旭川町の桜岡っていうエリアが近い。ここは、派手じゃないけど強力にアピールしていきたいおもしろエリア。

丁寧な暮らしを体現したような雑貨屋さん「オージュルデュイ」さんは静岡に住んでいたこともある女性が切り盛りしていて、旭川周辺の作家さんの質のいい雑貨や、海外の気になったものをセルフビルドの小屋で紹介している。12月にお邪魔したときは、木こり兼スプーン職人によるアズキナシ(樹種の名前)のスプーンや、蜜蝋(ハチミツでできてる)のキャンドルをゲット。ゆくゆくは、コーヒーミルやキッチン道具なんかも買いにこよう。

あと、旭川公園のデザインにも関わってくださることになっている坂井寿香さんがいらっしゃる。坂井さんは農薬不使用のトマトや、寒締めほうれん草、お米を作られる農家でありながら、グラフィックデザイナーとしても活躍されている。まさに「半農デザイン」。めっちゃ面白いし、間違いないお人柄。一緒にいいものができそう~。

さらにさらに、親子3人で木工クラフトを手がけるクラフト&デザイン タンノ/丹野製作所も桜岡にある。またじっくり紹介せねばだけど、ほとんど芸術の域と言える作品を作っていらっしゃる。お父さんの名刺ケースは愛用してる。インスタやフェイスブックで制作工程を動画で公開されていて、その超絶技巧に悶絶する。アイヌの楽器なんかも作っていらっしゃり、お父さんは海外でも教えていらっしゃる。

馬に触れあえるクラークホースガーデンや、カフェ「グッドライフ」もある。空気もおいしく、人もおいしく、あんまり人に教えたくないほど心地よい桜岡です。もっともっとあるけど、順に紹介していきます。