道新コラムにデビュー㊗

北海道新聞(道民は「どうしん」と言う)の第三社会面に毎朝掲載されている、外部筆者によるコラム「朝の食卓」でお世話になることになりました。初回は1月11日(土)付でした。

自己紹介をかねて、なんで自分がいまここにいるのか、何をやっているのか、ある程度網羅的に綴りました。

やっぱり外せないのは、高校3年生の時の「卒業旅行」、そして屈斜路ユースゲストハウスのオーナー和さんがノートに書いてくれた言葉。この辺を書かないことには、コラムは始められない。

新聞連載は、地元の「あさひかわ新聞」に続く2つめ。本当に滅多にないお話しで、つないでいただいたご縁に感謝しかないです。

あさひかわ新聞は発行部数はもちろん道新と比べるものではないけれど、「いつも見てますよ」「あさひかわ新聞で書いてる人ですよね」とよく声を掛けられるほど、反響がある。読者の方と直接つながって、お知り合いになるケースも多いし、地域での影響力の大きさを痛感。地元メディアかくあるべし、というお手本のような存在です。

道新のほうは、11日に掲載されていまこのブログを書いている14日の時点では、そんなに激しい反響はなく(笑)。もちろん行く先々で「出てたね!」「切りぬいたよ!」と言われることはあるけど、一般のニュース記事としてこれまで紹介していただいた2回と比べると、とっても静かで。。。これから継続していってどう変化していくのかも楽しみ。

二つの新聞でコラムを書く上で、頭を悩ますのはネタ選びと書き方でありまして。締め切りのタイミングも毎月同じように来るので、ちゃんと整理しないといけないと思って、このたび初めて「ネタ帳」をつくりました(笑)

あさひかわ新聞の場合は、ここ最近一カ月に見聞きした・感じたことをありのまま、ローカル感たっぷりに書こう、というのが自分の中での基本的なスタンス。昔話は入れない。季節感だったり、タイムリー感を大事にしたい。字数は厳密な制限を受けないので、かなりのびのびと、主張すべきはどんどんやっていく。

一方の道新はどうしようか。。。他の筆者さんのトーンも見て考えたのは、自分の個性を前面に出して、経験を踏まえた「その人らしさ」を強調すること。掲載時期は考慮しないといけないけど、それに縛られ過ぎない。自分を出すためには、昔のことでもいいし、でも落としどころとしては北海道、しかも地元外の人も読んで「へぇ~」と思ってもらえる内容にすること。特に自分の場合は、結果的に旭川公園ゲストハウスに興味を持ってもらえるようにしたいのが本音。

そして当たり前だけど、ネタはかぶってはいけない。同じエネルギー量で書く。これだけはしっかり意識しよう。4のネタを10に膨らますのではなく、10を6に凝縮するような感覚で、原稿をギュッと整えよう。雪を踏みしめるように。字数制限が厳しくないからといってダラダラ書くのとは違うし、紙幅が限られるから言いたいことが全部出せない、と嘆くのもお門違い。だからしっかり時間をかけて準備せねば!

とはいっても、昔から締め切りが近づかないと切迫感をもってキーボードに向かえない、だらしない身なのは公然の秘密。デスクを困らせないように、あさひかわ新聞の工藤編集長をヤキモキさせないように! と心に誓う1月です。 

(ちなみにライター業は、一年くらいお世話になっている㈱LIFULLの契約に加えて、某全国紙の添削お仕事添削も始まり、某旅行関係会社の取材・執筆も加わる予定。ときどき単発も入ってくるので、なかなかのボリュームになってきましたよ!💦)