薪を運べば、いるわいるわ

ゲストハウス「旭川公園」の予定地の近くにある、陶芸家さんの登り窯でお手伝いした時のこと。農業用のコンテナにぎっしり積まれた薪(カラマツ)をひたすら窯の中に入れる作業があって。そのまませっせせっせと入れたらいいんだけど、けっこうな確率で、いろんな虫さんに遭遇して、燃やしたくないのでガン見してしまうのであります。

薪ストーブを導入する家庭でも、例えば旦那さんは大好きなのに、奥さんは虫が部屋に入るのがいや、というのはよく聞くもので。虫は薪のわすかな隙間ですやすやと越冬するので、これは避けられない。クモとか、なんかの幼虫とかが多いのかなぁと想像していたけれども、実際はそんなもんばかりじゃないんだと、薪運びの作業で知った。

一番多かったのは、トンボ。糸トンボみたいなやつで、ウィキペディアによると、「オツネントンボ」というらしい。トンボが越冬するなんて、知らなかったなー。最初は感動して、じっくり見ていたけれども、あまりに多すぎて作業効率が悪くなるので、すぐに食傷気味に(笑) けっきょく、30匹くらい軽トラの荷台に入れて持ち帰ったけど、知らない間に行方不明になったり、雪の中でお亡くなりになったりしてしまった・・・。

あと、多かったのはハチ(ジバチというらしい)、それとクモ。蛇の抜け殻なんてのもあってびっくり。ある程度、心しておかないと、いきなり想定外の虫や小型生物がわんさか出てきたらびっくりするわね。それにしても、気持ちよさそうに越冬している彼ら彼女らには、申し訳ないなぁと感じてしまうわ。

それにしても、昼休憩の時に、陶芸家の奥さんにいただいたカレーのうまさといったら。。。お代わりしまくってしまった。優しさがにじんでて、芯からあったまる。

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