このブログにも何度か登場している、ゲストハウス予定地から車でじ10分くらいの「旭川デザインセンター」。家具組合(正式には旭川家具工業協同組合)が運営している、共同ショールームの位置づけで、1000坪のフロアに各社の自慢の品が並んでいる。
ただ、はっきり言ってそんな入りやすくないし、お値段もまぁ高い。いいものだから、何世代にもわたって直しながら使えるものだから、道産材などいい材料を使っているから、確かな技術があるから、安くなくて当然。何十万もするテーブルにちょいと触れる、なんてなかなか勇気のいること。
そんな人におススメなのは、毎月のように(定期ではないと思うけど)開かれているワークショップ。使い捨てない、長く愛すをテーマにした「アイスプロジェクト」の小助川泰介さんが講師となって、巣箱型の貯金箱、クリスマスオーナメントとか、干支とか、親しみやすいものの木工体験を提供していらっしゃる。
家具職人の小助川はとっても気さくで、優しくて、老若男女一人ひとりの進み具合をみて、丁寧に教えてくれる。おひとり様でも、小さな子どもがいても安心。わが家も何度かお世話になった。
ちょっとでも地域の人に家具や木工を気軽に楽しんでもらえたらー。そんな思いをもつ一流の職人と直接にものを作れるなんて、なかなかない。旭川に旅行で来た人も、都合が合えばぜひ参加してもらいたいアクティビティだわ。