最適な暖房とはなんなんだ

旭川に来て驚愕したのは、子ども医療費と暖房の高さであります。子ども医療費はどこかで書くとして、はじめての冬に、耐えれれなくつらい暖房関係のことを少々。

十月、本州では考えられないけど日中はほとんど暖房をつけてました。大東建託に備え付けのFF式ガスストーブ。それで1万5000円。明細みたら、何かの間違いかと思ったわ。ぜんぜん温まらないし、体にも良くなさそうなのに。翌月は2万を超え、翌々月は2万3000円。。。。もうイヤになる。

なぜイヤかと言うと、ほとんど稼げていないのに高額なキャッシュが出ていくのがまず第一(これは自業自得)、そして体表面しか温まらない健康上のこと、なにより、環境のことでしょう。このエネルギーを得るのにどれだけアブラ燃やしてるのかしら。早く薪やペレットに移行したい。っていうか、移行すべきだ。

ゲストハウス「旭川公園」は共同スペースに小型の薪ストーブを、宿泊棟のタイニーハウスにはペレットストーブを置く予定。タイニーハウスは当初、小型の薪だったけど、スペースや安全管理のことを考えて、調整がしやすいペレットに落ち着いた。当初は住宅を管理棟として建てようと考え、総事業費の高騰でやめてしまったのだけども、当初はこちらはペレットで考えていた。

なぜ薪やペレットか。こういった木質バイオマスが、本当に木材の有効利用にかなっているかについては色んな意見があるけど、こと暖房を考えたら、この二択しか考えられなかった。電気はどこでつくるの、ガスはどうやってつくるの? って考えたら、おのずと答えは明らかになるのかなと。

自宅(管理棟)に導入するはずだったイタリア製のペレットストーブ

よく言われることだけど、「遠くにいるアラブの石油王より、近くの木こりさんへ」というイメージ。どこにお金を回し、未利用の資源を活用していくか。そして薪もペレットも、輻射熱(遠赤外線みたいなの)で体の芯まであったかい。単なる「薪ストーブへの憧れ」ではなくて、初期費用を除けば薪・ペレットを選ばない理由はない、と思う。(自分の意志で設置工事ができる環境なら)

ということで、旭川に来てからはワンストップでなんでも相談できる「煙突の横山」にしばしばお邪魔して、考えを擦り合わせたり、機種を選んだり、いろいろお世話になっています。度重なる事業計画の変更でご迷惑をおかけしているにもかかわらず、いつも優しく応対していただき、感謝感謝。

早く春になってほしい気持ち半分、薪ストーブを拝む冬がまた来てほしい気持ちが半分。なんかいいなぁ。

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