冬の朝こそ早起きしてほしい

マイナス10度なら「まぁそんなもんか」、マイナス15度なら「けっこう冷えるね」という感覚になってきた。もはや「マイナス」はいちいち頭につけないところに、なんちゃって道民気分。雪は異常なくらい少ないけど、気温はちゃんと下がってる。


夜はタイニーハウスのドアに、氷のアートができる。たぶん窓掃除をした時に残っていた水分が凍ったのでしょう。こんど「WELCOM」って書いてみよう。

しばれる朝は、鼻の穴の中にかさぶたになったようで、それでなんとなく寒さが分かる。なんとなく、特別な体験をしているようで嬉しい。

そして、道路や公園にある木々を観察するのが楽しいのです。わが家の子どもが通っている保育所(こども園)は毎日行くので、その横の公園の木の「樹氷」の様子が一つのバロメーター。氷点下に、空気中の水蒸気とかが凍って付着した、結晶っぽい氷のことです。

まだまだ本格的な冷え込みには遠いし、抜けるような青空をバックに見れてはいないけど、まるでアートな木々を見ているだけで幸せ。せっかく旭川に宿泊したら、ちょっと早起きして散歩して、目を凝らしていただきたいなぁ。朝ごはんの用意をしている時、歩いているゲストを見かけると、とっても嬉しい。ローカル旅っていう感じがして! 

地元の人は「冬なんかに人が来るわけない」と言うけれど、本州の日本人も、アジアの人も「冬だから来たい」という人はごまんといる。作られたウインターアクティビティだけじゃなく、暮らしの中で雪を感じられる仕掛けをどんどん作たいー