新幹線で飲みに来た同期と180分の濃い時間

日曜日。会社の同期が、名古屋から浜松まで来てくれた。

会社をやめること、旭川でゲストハウスをすることをメッセンジャーで伝えたところ、その日のうちに、すぐさま「近いうちに飲もう」となった。カミングアウトしたのは5月27日のことだった。一週間もたってない。

こういう仲間がいるのは本当に幸せだし、このスピード感はめちゃくちゃ心地いい。

近況報告をしたあと、同期から「ゲストハウスをやるって本当?」と聞かれた。なんで思い至ったか、どんな絵を描いているのか、今の会社への問題意識・・・。まくし立てるようにしゃべってしまい、3時間弱が過ぎてしまった。

これから世の中はどうなっていくのか、売れに売れている本じゃないけど「僕たちはどう生きるのか」・・・。口はぼったい感じがして普段、同僚とあんまり話したことはなかったけど、本当はもっともっとこういう話をしたい。

社会人になって10年超。たまにはインテリぶって、これからの社会いついてざっくばらんに言い合いたい。職場の愚痴や下世話な話ばかりしていても、前に進む気がしない。

ふだん昼ごはんにほぼ一切お金を使わず、いろんな節約をしてきた。自分は極端にふれやすいので、ここ一年くらいは飲み会をドラスティックに減らしてきた。それが正しいなのかどうかは分からないけど、時間もお金もかなり捻出できた。独身の時は毎日飲みに行ってたけど、今やすっかり「飲みに行かないやつ」の烙印を押されてるはず。

でも今日みたいにありがたい声かけをしてくれると、飲んでくれる人がいるって幸せだなとしみじみ。同期と会う3時間のために、名古屋から浜松までの切符(往復で9000円近く)を買って。同期には奥さんやお子さんもいて、家族と過ごす大事な時間もあっただろうに。自分もこういう所までケチるつもりはないけど、彼のようにありたい。

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