「あわくら温泉 元湯」の冷めない心地よさ

(つづき)

「ようび」を出てから、今宵の宿であるゲストハウス「あわくら温泉 元湯」に向かうには早すぎたので、道の駅でも行こうかとブラブラ車を走らせることに。

道の駅には団体バスツアーのご一行が複数組いて、パッと見て関西の人っぽかった。どんなルートで寄ったのか気になるところ。買い物するには良さそうだけど、道の駅自体は普通の感じ。びっくりしたのは隣にある公衆トイレであります。

こんな美しいトイレ見たことない。ここなら、飲みすぎてお腹痛くなっても自分を許せてしまうわ。

宿には5時半くらいに着いて、ゆっくり温泉に入って疲れを癒すことに。ここは「こどもの笑顔がまんなかにある大きな家」がコンセプトで、キッズスペースや遊び場「こどもばんだい」がある。廃業した温泉施設を蘇らせていて、地元に愛されているのがよく分かるところだった。

子連れに優しい配慮が随所に

お湯が気持ちいいのは当たり前だけど、湯上りにいただいた晩ご飯がおいしいのにびっくり。

リベンジかなった、タルマーリーのビール。こんなおいしいクラフト飲んだことない
棚田の米で作られたライスビールと、森のうなぎ燻製

西日本豪雨の被災地に300円が寄付される「おうえんプレート」(1500円)と、木のまちならではの、木質バイオマスを燃料に使うとか資源・エネルギー循環を意識してる「森のうなぎ燻製」(600円)、買い忘れたタルマーリーのビール(セゾン、800円台、岡山県の棚田でつくられた米をつかったビール。けっこう頼んじゃって、宿泊の3240円を大幅に上回る売り上げに貢献したのでした。村内に限らず、周辺の本当にいいもの、ストーリーのあるものを提供していて、うれしくなる。「旭川公園」のカフェスペースの参考になるわ。

共同スペースは本や雑誌、近隣のお店の情報がたくさん集まっていて飽きないし。地元の人がふらっとお風呂に入ったり、宴会をしたり、生活感が漂っていて、心地いい!

廊下には味噌も置いてる

キッズスペース
キッチンを望む
こどもばんだい。秘密基地

ドミトリーはこんな感じ。雑魚寝の湯治場みたいな感じ。

隼駅近くのゲストハウス「8823BASE」のベッドと比較して思ったけど、自分で畳の上に布団を敷くのって、縛られないかんじで、これはこれでいいなと。あらかじめ決められた、セットされた所に寝るのより、自分の意思とタイミングで場所や角度、レイアウトをカスタマイズできる。他のお客さんは長期の1人だけで、大広間だから消灯に気を使うけど。

共同スペースからドミトリーに続く廊下。味がある
ドミトリー入り口

朝ごはん(600円)は有機無農薬の卵と、出雲の古式しょうゆがお目見え。タルマーリーのパンでも思ったけど、毎日のもので噛みたくなる食べ物って、すごく幸せを感じる。価格設定は参考になる。

卵がめりこんじゃって、うまく撮れなかった。。。お代わりできるので、もちろんオーダー

昨日は大雨で周囲がよく分からなかったけど、周りのロケーションはめちゃよかった。川もきれい。

昨夜とは打って変わって心癒される空気感

宿の隣には温泉の自動販売機が

(山陰の旅はまだまだ続く)

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