恩人の皆さんに会う東京から、那須・黒磯へ

(つづき)

一日遅れの東京ステイ。夜は日本橋にある「住庄ほてる」という、一階に料理屋のある宿に泊まり、遅めに出発した。コインパーキングが5100円と表示されて吹きそうになるのをこらえ、代々木方面へお出かけ。11時半に、京王線・笹塚駅近くでランチの予定があるのです。

その前に、溜まり溜まった家族5人分の服を洗濯できるところがないか、探索。ネットで調べると笹塚駅の近くでコインランドリーが5軒くらいあったけど、臨時休業だったり、洗濯機と乾燥機が分かれていたり(一回店に戻らないといけない)、全部埋まっていたりして、1時間ほどグルグル回っても見つからず。都内だから簡単に見つかると思いきや、こんな大変だったとは。子連れで旅行する時はランドリー探しはほんと重要・・・。

あっという間に11時半になり、デニーズに入店。慶応大の学生時代、広告やジャーナリズムを学ぶ「メディア・コミュニケーション研究所」というところに所属していまして。そこでお世話になった、博報堂出身の升野龍男さんと俶さんご夫妻に久々にお会いすることに。

俶さんと長女・七海

升野さんはブリヂストン「タイヤは命を乗せている」AGF「コーヒーは香りの手紙です」など名コピーを数々編み出し、紙おむつ「ムーニーちゃん」の開発もしたコピーライターで、最近では熊本市のシティブランディングを手がけていらっしゃる。70才半ばとは思えないほど、10年前と変わらぬ快活さと明晰さで圧倒される。俶さんにも学生時代、そして卒業してからも気にかけてくださり、フォトグラファーとして動いていらっしゃる。いつかはこうなりたい・・・と思える、全人類にとってお手本のような素敵なご夫婦です。2人の周りにはいつも、ソフトで透明感ある空気が漂っている感じがする。心酔する教え子多数。

お昼を食べながらお話ししたあとは、大崎に移動して、写真関係でお世話になった方とお茶。関次さんは自分が写真を熱心にやっていた学生のころ、レイル・マガジン編集部の名取紀之編集長(当時)と一緒に仕事をさせていただいた縁で、ずっとお世話になっていて、いつも気にかけてくださってる。北海道を舞台にして、その方は仕事でいろいろ絡んでいるので、今後もっと楽しくなりそうーと直感。

東京の大学に行ってよかったなーと思うし、まだご縁が続いているのってほんと幸せ。もし自分の子どもが将来「北海道を出てみたい」と言ったら喜んで出そう(出せる余裕があるのか不安だけど!)

大崎でお別れしたあとは、今宵の宿がある栃木県の那須・黒磯へ東北道をひた走る。東北道、久々すぎてテンション上がってしまい、学生のころ度々行った青森ドライブを思い出す。途中、休憩で寄った佐野サービスエリアのトイレでは、センスある飾り物がいっぱいあって、ほっこり。これだけでも旅の小さくない印象になるなぁ。

手洗い場では秋を感じさせる置き飾りが

19時すぎには、那須塩原市のChus(チャウス)という、すごいゲストハウスに到着。この業界では全国区で、一度は見ておきたいところだった。周囲は暗くてよくわからないけど、ただものではない感じのショップが並んでいる。

小さな古本屋さん
実は衣料品店のこちら。エントランスには農家さんの野菜が置かれている!
有名なスコーンショップ「SHOZO」

続きは次回に。。。                                 (つづく)

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