IRORIホステル×干物

(つづき)


宿はもちろんゲストハウス で。東日本橋から歩いて3分の、めちゃくちゃ便利な「IRORI HOTEL and KITCHEN」さん。朝食付き2700円。問屋街のど真ん中にあるビルをリノベーションした風で、囲炉裏が並んだロビーは新鮮。なんで囲炉裏なのか分からないけど。エレベーターで各階に行って、客室に入るたびにドアのキーで暗証番号を押さないかん。これはけっこうめんどくさいし、酔っ払って忘れたらとんでもないことになるー。シャワーは別の階にあるし、けっこう移動の機会が多い構造になっているので、うーん。

写真撮りそびれたけど、鉄の既製品っぽい感じの二段ベッドがこれでもかと並んでる。2000円代だから当然なんだけど。タクシーで帰ってきた時、25時くらいだったけどすごい気を遣ってベッドインいたものの、26時くらいに下の段の外国人からなぜか「ハーイ!」と笑顔で覗き込まれ、「は、はーい」と返すのでいっぱいだった。その後もベッドが何回か揺れたし、スーツケースをごそごそと探る音が聞こえて、自分のビジネスシューズが散乱させられた。ドミトリーの二段ベッドあるあるだけど、〝相方〟がどんな人かで、過ごす夜の質が変わってくる。だから自然、旅や滞在のスタイルを選ぶことになる。

これはうれしい。ゲストハウス 「旭川公園」は棟から棟の移動があるので必須

朝は囲炉裏でアジの干物と白米、みそ汁。400円相当で、干物は焼き方もあっておいしいけどけっこう普通な感じ。みそ汁はインスタントっぽい感じが・・・。安いゲストハウス でも、朝食は400〜500円が多いなぁ。

この朝のスタッフは男性で、「ご出張ですか?」とソフト系の声で話しかけられ、干物を焼くのも丁寧で、よくお客さんのことを見ている。すごく感じがいい。こうやって出発する日の朝に気持ちよくなると、1日が楽しくなるし、宿にはいい印象が強く残る。大事なことだなあ。この日は旭川でプレゼンを控えていて、早朝からずっとノートとにらめっこしてたけど、朝食を無理して頼んで良かった。

朝食の提供スタートは8時と遅め。成田空港に向かう電車は8時24分。お兄さんは「いってらっしゃい。お気をつけて」と送り出してくれたのでした。「いってらっしゃい『ませ』」より、ずっといい響きだった。

(プレゼン後の記事に続く)

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