すごいぞ北海道ガーデン

北海道らしい「ゆとり」と自然や地域を愛でる心が、日本のガーデン観光を引っ張っていく気がする!

5月のゴールデンウィークに行った、ゲストハウス近くの「上野ファーム」にて。シーズンではなく天気もイマイチだったけど、心安らぐ雰囲気。妻撮影

産経新聞(14日付)によると、国土交通省はガーデンツーリズムの普及を目指して、来年度に観光ルート化の支援に乗りだす方針だとか。

国交省は盆栽が世界的な人気を集めていることも踏まえて、旧家の日本庭園も入れてルート化するらしい。北海道は「和」テイストのものってないかもしれないけど、富良野のラベンダーとか、北竜町のヒマワリとか、規模感を生かして植物を楽しむのはかなり前から定着している。

そしてやっぱり出てきた。記事では「先駆的な例」として「北海道ガーデン街道を紹介している。「大雪 森のガーデン」やテレビドラマで一躍有名になった「風のガーデン」といった、8ガーデンを巡る250㌔の「花のルート」。「十勝千年の森」を運営していらっしゃる林克彦さんという方が仕掛け人で、十勝が通過されてしまうことに危機感を感じ、超高域で連携を模索した。ここんところ、十勝発のエネルギーには目を見張る。

わが「ゲストハウス旭川公園」としては、4700mしか離れていない、車で10分の「上野ファーム」をまず推すものであります。

もともとは米農家さんで、お客さんに直接売ることを始めて、「せっかくだからおもてなしをしよう」「魅せる農場にしよう」と時間をかけて庭を整備されてきた。オープンガーデンの一つだと思うし、理想的な公共空間だなぁ。規模はなかなか真似できないけど。今手がけている上野砂由紀さんはイングリッシュガーデンの界隈ではとても著名な方で、「風のガーデン」もデザインされた。今や数万人が訪れる人気スポットだけど、「観光客にたくさん来てもらおう!」と変な力を入れてきたんではなくて、地元志向、地に足の着いた感じが素敵すぎる!

上野ファームについてはまた詳しく書こう。道内の私設庭園(オープンガーデン)もたくさんお話があるのであらためて。

よく考えたら夏のハイシーズンの北海道で1度か2度しか経験がない。上野ファーム、いい季節にまた行きたくなってきた。

 

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