ずっといたくなる地元の愛されカフェ

いま仮住まいしている永山地区のアパートから10分くらい行くと、東旭川町ってところがあって、旭山動物園もあるし、永山よりもカフェがたくさんある。どこかのタイミングで開拓しないといけないなぁと思っていたけど、地元の農家でデザイナーの坂井寿香さんと顔合わせする時に、「りむカフェ」を紹介してもらってお邪魔した。

すごくゆったりしたシンプルな空間、とかではない。開放的なガーデンがあるわけでもない。周りは幹線道路と住宅という立地。本や雑誌、雑貨がたくさん置いてある。なのに、というべきか、だからこそ、というべきか、適度な「包まれ感」と「迷いのない空間づくり」があって、気持ちいい。雑貨屋さんでもあり、まるでお菓子やさんや図書館でもあり、店主の人柄がダイレクトに伝わってくる。

「仕事でも読書でも、一人の時間を大切にしてほしい」という思いから、一人ひとりがじっくり時間を楽しむ空間づくりがある。読書や作業に適した机、ほの暗い照明、薪ストーブ、どれをとっても心地よい。

そして、お客さんとの距離の取り方がすごくいい。一人で静かにしたい人にはそれほど干渉せず、お客さんからアプローチすると、いろんな話に花が咲く。地域の、おもしろい人たちを楽しんで紹介されているのも◎。店主夫妻に「また会いたい」と思える。なかなかこんなお店ないので、「りむカフェ、行きたいなぁ」とほぼ毎日思う。

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