森林療法のメッカが旭川とは!

旭川が誇る観光(というか有名どころの)施設・三浦綾子記念文学館で、森林療法の可能性を探るシンポジウムが開かれまして。われらが里山部の清水省吾さん、旭川大学の横田宏樹先生(現・静岡大)らが登壇するとあって、無条件で参加ボタンを押したのは言うまでもない。

独自開発をした商品を手に、熱弁をふるう住友先生

行ってみると、どうやらキーパーソンとして研究をしてきたのは、前旭川医大の住友先生だったと分かり、香りのする独自製品も開発して企業と相談しているということで、そのバイタリティーに圧倒された。森林を歩くと、いかに医学的にも効果があるかのデータを積み上げてこられたけども、それをどう世に伝え、広げていくか、森林の可能性を追い求めていくか、ロマンのようなものすら感じた。

おもしろかったのは、「旭川モデル」として、東京のIT系企業さんが、メンタルヘルス対策で旭川に社員を連れていき、ゆったりとした時間と自然環境の中で心を整えようということをされている、と知ったことであります。市役所もそのサポートをしているらしく、これまで森林に関してはちょっとだけかじっている思いがあったけど、当たり前ながら全然知らないことばかりだなぁ、と嬉しくなった。

住友先生はいま東北薬科で仙台にいらっしゃるけれども、引き続きお世話になり、年末には忘年会にもお誘いいただく幸運に恵まれた。森林×医療×まちづくり×福祉。いろんなことができそうで、どんどんかかわらせてもらおうー。

地元で家具めぐり

ビッグサイトであったIFFT(インテリア・ライフスタイル・リビング)展でご挨拶した家具メーカー「メーベルトーコー」さんにお声がけいただき、本社ショールームにお邪魔してきた。

旭川は家具のまち、というのは何度か取り上げてきているけれど、各メーカーがひしめく木工団地というのが、わが永山地区にありまして。ゲストハウス旭川公園から車で10分くらい。ほんと近所。

メーベルトーコーさんもその団地にあって、他社と切磋琢磨しながら成長してこられた。ゲストハウスは、旭川家具をばんばん置いていくし、ショールームみたいな位置づけにしようと思っているところ、その考えに興味を持っていただいて、いろいろ話す機会に恵まれた。

これまで木工団地はイベントでしか実は来たことがなかったので、ショールームに入るのはすごく新鮮。デザイナーさんとコラボレーションしたいきさつにとどまらず、音楽家(チェロ奏者とか)のために設計したハーフチェア(座面が普通の椅子の半分くらい)とか、チンパンジーの寝床に着想を得て究極まで寝心地を追求した「人類進化ベッド」とか、おもしろいものがたくさん。そしてそれぞれの商品が生まれた背景を直接聞くと、がぜん欲しくなるし、愛着がわく。

京都の布団メーカーが販売している「人類進化ベッド」。高いけど欲しくなる

単にかっこいいとか、かわいいとかじゃなくて、裏にあるストーリーや作り手の顔まで分かるように。そんな形で地元のよいものを発信していきたいなー。

「デスカフェ」です

デスカフェなる催しが、旭川の近くでも定期的に開かれている。どちらかというと、東京とかで知られているけど、東京・高島平と地元当麻町の二拠点居住をされている高島さんという紳士が、旭川の隣町、それこそゲストハウス「旭川公園」そばの当麻町で開いている。

安楽死を認めるか? 生きることへの希望を持てた言葉とは?・・・

毎回、けっこう真面目で重そうなテーマが設定されて、医大の学生さんや住職さん、薬剤師さんとか多彩な面々が当麻に集まる。

でも重い空気になることは一切なく、身の上話をしながら、てんで自由に意見を言い合う。正解なんてない。「死」を考えることはつまり、「生きている今」をどれだけ充実させるかということなので、自然とそういうマインドが頭をもたげていく。しかも、後半はまちづくりやら、食べ物のこととか、地域の困りごととか、雑談になってくる。それも、持ち寄りのお菓子を頬張りながら。これがまた楽しくて、ドキドキする出会いにあふれている。この辺の魅力の一つは、間違いなく人の魅力なんだなぁ。

シラカバのポテンシャルはバカにならない

北海道の木ってなに?って言われると、多くの人が思い浮かべるのがシラカバ。北欧チックだし、冷涼な気候にぴったり。本州なら標高1000m超えないと自生しないとも言われてるけど、北海道、特に旭川周辺なんていくらでも生えてる。

そしてシラカバは、お金にならない。建築用の材としてはもちろん、家具材としてもほとんど見向きされていない。かつてはいくつかのメーカーで使われていたけど、黄色く変色したり、カビが生えやすいとか、強度があまりないと言われたり、流通してないしとかで、さんざんな言われよう。けっこうこれは意外だったけど。

一方で、一気に伐られてしまった森とか、火事や荒廃とかでダメにななったところなんかでは、いち早く生えてきて、「パイオニア」とか「母なる樹」とか呼ばれている。生命力が強くて、文字通り勝手に生えてくるらしい。そしてそして、樹液はそのまま飲めるし、葉っぱはお茶になるし、キシリトールになるし、樹皮は皮細工に使われるし、余すところなく、無駄なく使えるっていう珍しい木でもある。花粉が多くの道民を困らせる、って以外は申し分ない。

簡単に言うと、どこにでも、それこそ身近な里山にもたくさんあるんだけど、信じられないくらい無価値になっていて、邪魔者扱いされて、活用されていない代表選手なんです。

これをなんとかしようと、道立の林産試験場が立ち上がって、旭川大学や家具職人らと一緒に「シラカバプロジェクト」が立ち上がった。11月中旬からずっとお邪魔してるけど、毎回ざっくばらんでも真剣な議論があって、シラカバで旭川地域の家具づくりに新風を巻き起こそうと本気で考えてる。雪が解けたころ、具体的な動きとして広くお示ししたいなー。いままでやってないことにチャレンジするって、どう考えても楽しい!

がんばれ旭川空港

就航率99.5%-。最近、旭川空港のキャッチコピーの一部にこの数字が強調されるようになった。新千歳なんかは雪がある程度積もると欠航のリスクが高いけど、旭川空港は地元の農家さんで組む除雪隊がなまら強力で、ほとんど欠航しない。すごいです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190121-00010001-doshin-hok

ということで安定運航ということでは有名(知る人ぞ知る?)なんだけど、実は11月下旬に国際線ターミナルビルが新設されたのです。国際化を進めよう、新千歳の補完機能をアピールしようということで。国際定期便は台北があるだけで、ターミナルビルができたからといって増えたわけでも、その見込みがあるわけではないけど、とりあえずハコは造った、と。この辺の苦戦ぶりは釧路空港と一緒かしら。 市がどれだけ本気で空港を活用としているのか未知数だけども、とりあえず施設の完成は地元では大きな話題だったので、オープン翌日くらいに見に行ってきた。

うーん、魅力的なショップはいくつもあるけど、どこかチグハグというか、中途半端な感じがする。特にレストランとその周辺は。旭川家具も、なかなか見えないところに追いやられてしまったし。 もっと、ちょっとしたドライブがてら、ふらっと立ち寄れるカフェのような存在にしたほうがいいんじゃないのかなーと思う。それに、到着ゲートの場末感を、早くなんとかした方がいいのでは・・・。

||| 原弘治さん ///ツリーハウスをみんなで作る。家具や料理も素材を生かしきる。当麻町を愛する職人

昭和56年、札幌市生まれ。旭川で家具職人として頭角を現し、「旭川公園ゲストハウス」予定地そばの当麻町で、地域おこし協力隊として活動する。町内の森2haを手に入れ、森に暮らすように楽しんでもらおうと「IKAUSI CLASS(イカウシ・クラス)」と名付けた。森や外遊びが好きの人を集めてツリーハウスを作るイベントを開いてきた。

若手職人を多く輩出している旭川高等技術専門学院で家具づくりを学び、在学中に技能五輪の全国大会で金メダルを射止める。個人事業主をへて若手職人によるメーカー「(現)ガージーカームワークス」の工場長として現場を率いたが、忙しく仕事に追われるうちに、「森の中で暮らしたいという小さい頃の夢を叶えたい」「森の中で木と向き合って家具をつくりたい」という思いを膨らませていった。

作業ができる倉庫や納屋を探し始め、最初に目をつけたのは美瑛町にある物件。資金の相談を義父にしたところ、もっと良い物件があるんじゃないかと探してくれた。紹介されて当麻町の物件を見に行くと、築40年の一軒家が。工房にするには少し狭いが、話すうちに所有者のお年寄りの女性は「山も一緒にもらってほしい。」と言い、6000坪の森と家を良心的な価格で譲り受けることになった。

生活コストを下げるため手掘りで井戸水を出そうとした。無心に一年やっても出てこなかったが、ある時、水たまりを見つけた。湧き水だった。自然の資源を大切に生かそうという気持ちに包まれた。

森を買ったはいいものの、何をするか決まっているわけではなかった。風や雪の重みで倒れたものを切ったが、積んだままにしておくと虫が中に入って腐らせてしまう。周囲に「何かやろうよ」と声をかけられ、「そういえば、ツリーハウスを森につくる夢があった」と思い出した。森に人を呼ぶにもうってつけだ。2018年の冬から月に2回のペースで、ツリーハウスづくりのイベントを始めた。

カラマツの人工林が茂る「IKAUSI CLASS」。この森の、大きく成長する見込みのない木だけを選んで使い、丸太を組み合わせて、チェーンソーで板に製材する。食事を囲み、暖を取るときに必要な薪はみんなで切る。完成時期は決まっていないけれど、それもまた楽しい。

原さんは北海道が認定する木育マイスターでもある。イベントはツリーハウスをつくるための作業だけに終わらず、近くに落ちている枝でバターナイフを作ったり、参加者みんなで森の散策したり。

原さんは落ち着いた、優しい語り口で呼びかけてくれる。「目を閉じて、森の音に耳を澄ましてみましょう。鳥の声、風の声が聞こえませんか?」「木は一本一本、生き方が違う。気になる木に抱き着いて、対話してみましょう」「雪の上にウサギの足跡がありますね。どんな状況でついたのか、想像してみましょう」

幼い頃は大工に憧れ、手先が器用で素材に触れるのが好きだった。小学生のころは飛行機模型づくりや、自分で研いだ刃物で木を切るのに長けていた。中高では伝統工芸の名手が木工の先生で、刺激を受けるうちに、インテリアデザインへの学びも深めていった。ガージーカームワークス時代にデザインした照明は、今でも旭川デザインセンターやショールームでひときわ存在感を放っている。

自らの「IKAUSI CLASS」にとどまらず、当麻町の自然豊かなフィールドや、旭川のまちなかでもイベントを企画・運営する。そんな時に臨時開店するのが「はらみちキッチン」だ。

2019年2月にあったスノーキャンプでは、お米は食感や食味を考えて地元の複数の品種を独自にブレンドし、焚き火で炊いた。特別に仕入れた鶏の半身を前日に漬け込み、タンドリーとハーブで鍋でいただく。ハーブチキンの煮汁でお米をたくと、炊き込みご飯になった。「チキンは温まって、喉を通りやすい。みんなでつっつくのでコミュニケーションが生まれるな、と考えたんです。完成形をイメージして、組み立てる。これは家具づくりと一緒ですね」

家具展で久々に本州へ

旭川のおいしいところ、日常の普段着の生活を発信するゲストハウスをつくるうえで、旭川家具の勉強は何にもまして大事なことで。お金がなくてもできる限り見ていこうと思ってます。11月中旬にはビッグサイトでIFFT (インテリア・ライフスタイル・リビング)があって、旭川家具業界からも出展があったので、見に行っちゃった。

朝6時、新千歳空港に直行するバス「たいせつライナー」に乗り込む。Wi-Fi、スマホが充電できるポートを備えていて、快適快適。JRとは異次元だわ。もはやバスでは当たり前になったけど、JRは快速エアポートの一部のみって貧しすぎる。お金ないのは分かるけど。。。

機中で読んだ名著2冊

ジェットスターは定刻に飛び立ち、成田へ。バスで大崎駅に行って、立ち食い蕎麦でお昼を食べて、急いでビッグサイトへ。昔、記者時代に焼き物の取材(自腹)でインテリアライフスタイル展は見たことあるけど、リビングは初めてなり。

旭川家具は、イメージカラーの青ですぐ目立つ。道産材をもっと使おうよ!という「ここの木の家具プロジェクト」は休憩スペースを兼ねていて、ミネラルウオーターや、壺屋さんのバームクーヘンが置かれていた。6月のデザインウィーク(ADW)というイベントもPR。面白かったのは、お客さんがカンディハウスの椅子に座って「へぇ、旭川でこんなことやってるんだ」「いい椅子ってわかるね」と感想を口にしていたこと。なんだか嬉しくなったなー。

個別ブースでは、カンディや匠工芸、メーベルトーコー、大雪木工、WAKASA、ガージーカームワークス、クリエイトファニチャー、アーリー・タイムスアルファさんが出展。バイヤーさんと活発に商談をされておりました。自分もご挨拶などいろいろと。

印象的だったのは、他の産地と比べてデザイン性の高さは飛びぬけてるってこと。どこでも木製家具らしい木(もく)木(もく)感はあるけど、生活に取り入れたいなと思うのは旭川が一番だった。バイヤーの食いつき具合も良好。ひとことで言えば、洗練されてる雰囲気かな。大雪木工さんの、デッドストックに光を当てて家具とジョイントさせる「大切プロジェクト」は出色だった。他産地だと、大川の猫とか、企画としてやってたカリモク×デザイナーのコラボとか、良かったなぁ。

夕方からは、年に二回くらいでる感染症の症状がひどくなり、松屋でキムカル丼を食べてゲストハウスでバタンキュー。トレインホステル北斗星です。寝台特急・北斗星の寝台や備品をつくったファン垂涎の空間。マニアっぽい人もちらほらいたけど、さすが外国人が多い。場所は馬喰町で、繊維の問屋街があるけど、ローカル感があっていいのかもしれないなぁ。

翌朝は4時半に起きて、エア・ドゥの始発で旭川直行。東京は近い。でも高い。一か月ぶりに本州の空気を吸ったけど、ちょっと中途半端に終わったかなー。

最適な暖房とはなんなんだ

旭川に来て驚愕したのは、子ども医療費と暖房の高さであります。子ども医療費はどこかで書くとして、はじめての冬に、耐えれれなくつらい暖房関係のことを少々。

十月、本州では考えられないけど日中はほとんど暖房をつけてました。大東建託に備え付けのFF式ガスストーブ。それで1万5000円。明細みたら、何かの間違いかと思ったわ。ぜんぜん温まらないし、体にも良くなさそうなのに。翌月は2万を超え、翌々月は2万3000円。。。。もうイヤになる。

なぜイヤかと言うと、ほとんど稼げていないのに高額なキャッシュが出ていくのがまず第一(これは自業自得)、そして体表面しか温まらない健康上のこと、なにより、環境のことでしょう。このエネルギーを得るのにどれだけアブラ燃やしてるのかしら。早く薪やペレットに移行したい。っていうか、移行すべきだ。

ゲストハウス「旭川公園」は共同スペースに小型の薪ストーブを、宿泊棟のタイニーハウスにはペレットストーブを置く予定。タイニーハウスは当初、小型の薪だったけど、スペースや安全管理のことを考えて、調整がしやすいペレットに落ち着いた。当初は住宅を管理棟として建てようと考え、総事業費の高騰でやめてしまったのだけども、当初はこちらはペレットで考えていた。

なぜ薪やペレットか。こういった木質バイオマスが、本当に木材の有効利用にかなっているかについては色んな意見があるけど、こと暖房を考えたら、この二択しか考えられなかった。電気はどこでつくるの、ガスはどうやってつくるの? って考えたら、おのずと答えは明らかになるのかなと。

自宅(管理棟)に導入するはずだったイタリア製のペレットストーブ

よく言われることだけど、「遠くにいるアラブの石油王より、近くの木こりさんへ」というイメージ。どこにお金を回し、未利用の資源を活用していくか。そして薪もペレットも、輻射熱(遠赤外線みたいなの)で体の芯まであったかい。単なる「薪ストーブへの憧れ」ではなくて、初期費用を除けば薪・ペレットを選ばない理由はない、と思う。(自分の意志で設置工事ができる環境なら)

ということで、旭川に来てからはワンストップでなんでも相談できる「煙突の横山」にしばしばお邪魔して、考えを擦り合わせたり、機種を選んだり、いろいろお世話になっています。度重なる事業計画の変更でご迷惑をおかけしているにもかかわらず、いつも優しく応対していただき、感謝感謝。

早く春になってほしい気持ち半分、薪ストーブを拝む冬がまた来てほしい気持ちが半分。なんかいいなぁ。

ラーメン天国

旭川には、200店くらいのラーメン屋があると言われる。

もちろん有名な醤油だけじゃなくて、美味しい味噌や塩もあるけど、圧倒的な存在感は旭川らしい醤油。豚骨と魚介をブレンドしてます、ってのがご当地っぽい。寒いところだからラードで膜を張ってるのもけっこうある。

そんなラーメン天国でも、やたらと目につくチェーン店があって、ずっと車を走らせながら気になっていた。金沢の「8番ラーメン」や、名古屋の「寿がきや」みたいな感じで。

それが、熊ッ子チェーンと、こぐまグループ。ややこしくて、よく分からないので、食べてみました。熊ッ子は安くて、素朴でクラシック。スープは飲み干したくなる感じ。こぐまはメニューが豊富で、しっかりした味付け。スペシャルメニューは「おおぉ」と唸るような具材がたんまり入っていた。すごく無愛想なお母さんが作っていたけど、ギリギリ、ラーメンの存在感が勝っていたかな。

熊ッ子チェーンの、普通の醤油ラーメン
「こぐまグループ」の1000円前後のスペシャルメニュー(忘れちゃった💧)
「こぐまグループ」の普通のラーメン

地元の人曰く、この二つのチェーンはもともと一緒だったとか。しかも「こぐまん」なるのもあるらしくて、これはまだお目にかかったことはないけど、めちゃ気になる(笑)

揉み揉みジンギスカン

旭川に来て1ヶ月くらい経ったとき、なんだか足りてないな〜とむずむずすることがあって、そのお店を通ってハッとした。

ジンギスカン食べてない!

旭川といえばジンギスカン。羊で有名なのは士別市だけど、札幌とかとは違ってタレに漬けて揉み揉みする道北的な食べ方もあるので、やはりソウルフード。

ゲストハウス「旭川公園」では宿泊者に楽しんでもらうコンテンツの一つにジンギスカンがあって、広場やウッドデッキで鍋を貸し出して焼いてもらおうというもの。その羊肉を売ってるのが、上の写真の「前坂精肉店」、もっとフランクに言えば「前坂さんの大雪ジンギスカン」なわけで。予定地からも、いまの仮住まいアパートからもめちゃんこ近いところにある。早くここの常連にならないといけないんだった!

ということで400gくらいのお肉を注文し、その場で揉み揉みしてもらって家のプレートで焼いてみた。ジンギスカンといえば、タレが滴り落ちるドーム型のが正式(?)なやつだけど、まだないので、ご愛嬌。そして載せ方もこの時は分からなかったので、普通の焼肉みたいに、野菜と肉を分けてしまった。地元の皆さん、すみません😅

焼き方やや道具はともかく、ここのお肉、やみつきになるウマさ。札幌から買いに来る人がいるというのも、納得だわ。辛くないけどしっかりした、コクのある味付けで、羊らしい旨味もたっぷり。これは、苦手な人でもいける! 自信を持って進められるので、研究を深めなければ!