プレーパークとは何する場所ぞ

旭川市民にとってのセントラルパーク・常盤公園では年になんどか、「プレーパーク」なるイベントが開かれていまして、移住してからずっと気になっていたのであります。しかも、とてもお世話になっている旭川大学短大の清水冬樹先生(幼児教育)が関わっていらっしゃるというので、よけいに。

プレーパーク? パンフレットには、こう書いてある。「あそぶ時間がない。あそぶところがない。外でどうやってあそんでいいかわからない。そんな子どもたち。そして、お母さん・お父さんの声をよく耳にしませんか?外で子どもたちが自分らしく遊べる場所を作りたい。そんな思いでときわプレーパークをはじめてみました。」 そう、何をやってもいいところ。自分で遊びをつくるところ。大人はちょっと、その手伝いをするだけ。

プレーパークは東京・世田谷に有名なところがあって、全国でもちらほら実践例がある。考えてみれば、子どもが遊ぶ場所ってどんどん減っていて、公園ですら「べからず集」ばっかりになった。火を使ってはいけない、ボール遊びしてはいけない、ペットを連れてきてはいけない。遊具は画一的な、危険を過度に排除したものばかり。これでは子どもはのびのびできないし、何よりつまらない。

北海道でも、冬になると「子どもを遊ばせる場所がない」という親御さんは多い。でも、雪の上だって無限の遊び場になるし、子どもはちゃんと遊ぶ能力が備わっている。それを大人がスポイルしてないかどうかのほうか、大事な気がする。どこまでできるか分からないけど、ゲストハウス「旭川公園」の広場も、プレーパークのような場所にしたい。清水先生、よろしくお願いします。

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