長沼町で厚真町の古材サルベージ!

ゲストハウス「旭川公園」を施工してくれるのは、yomogi8さんこと中村直弘さん。新千歳空港や札幌からほど近い、おしゃれカフェや宿のある長沼町を拠点に、道内各地で大活躍されているー。ご自宅の敷地内にある事務所は、こんな感じ。きゃわわ。送電網につながない「オフグリッド」を、ほぼ達成されている。わくわく!

その中村さんが、北海道胆振東部地震で「自分になにができるのか、すべきか」を自問され、大工さんとして、使えなくなった廃材をどうレスキュー、サルベージ(救済)するかを考えておられた。そこで仲間たちの力を集めて、「salvage yard 古材市」なるイベントを10月28日。なので札幌に泊まって、長沼まで行ってきましたよ。

厚真町の農家さんの納屋にあった古材を選んで、これまた古物の脚に固定し、オリジナルのテーブルをつくるというワークショップ。次男・陽己(はるき)も前日の木工ワークショップの経験を生かして(?)、やる気満々で磨き、インパクトを手にしてて、最高だったなぁ。

選んだのはカツラで、幅は40センチ、長さ80センチほど。今はなかなかこれほど立派なカツラはないようで、貴重なんだとか。しかも自然にできた緑色のシミのようなかわいい模様や、たくさんの虫食いもあって、どれもが「ここにしかない」個性的な表情を演出してる!

ワークショップじゃなくても、古材だけを見に来るお客さんもたくさんいて、ほんと素晴らしいイベントに参加させてもらえた幸運に感謝。これに間に合うように移住できただけでも、でっかい意味があったわ。

この日できた机、リビングに置いて毎日大切に使ってます。すごく文化レベルが上がった気がする(笑)愛着感はハンパないしで。

ところで、会場はナガヌマ町ハナレという、カフェ兼雑貨ショップの納屋を使っていたんだけど、駐車スペースは傾斜になってて前日の雨で土がぐちゃぐちゃに。マイカーのミニバン は後輪駆動(FR)で、一度停めてからぬかるみにはまって動けなくなり、新聞紙や木枝をかませても無理で、来場者の皆さん総出で、サルベージしてくださった。たぶん45分くらいはかかったかなぁ。大変に、大変に、ご迷惑をおかけしました。早く四駆を買わなければと、夫婦そろって痛感!

そしてミニバンレスキューにも率先して加わってくれたのが、前日に旭川の我が家を出た深田氏

古材市の会場を後にする深田氏

この日は中村さんに会いたいということで、来ていたのです。すごいつながりだわ。このイベントでもちょっと話したけど、この後は十勝地方の更別村にある「熱中小学校」に行くのだそう。ここにゲストハウスがあるのを十数時間前に知ったらしく、自分も24時間くらい前に知って気になっていたばっかりだったので、どこまでも気持ち悪い偶然が重なる相手です。こんごもつながっていきそうだ。

ハナレさんのコーヒーやクッキー、優しくてすんごいおいしかった。お店の方は大人気でめちゃお忙しい感じだった。

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