真っさらな目で旭川を感じる強行軍② 「yomogiya」さん、こんにちは

宿は旭川駅前の「WBFグランデ旭川」。なかなかお高いけど、部屋はきれいだし、和洋室で大人数でも使いやすい。ロビーには、「北海道生活」とか「&premium」とか「スロウ」とか好きな雑誌も置いてて、いい感じ。ちなみに訪日客はやっぱり中華系が多い。

朝食付きだと思い込んでたけど、確認したら「なし」。皆さんすみません。館内のビュッフェ形式の朝食を調べたら、1700円(宿泊者)と来た。高すぎるので、駅前のイオンに入っているサンマルクカフェを目指す。でも玄関で、なかなかの雨の強さに気が滅入り、「イオンで朝ご飯」への抵抗感も消えなかったので潔く諦めて大枚をはたく。

せっかくなんでイクラの小鉢を何個もたべ、旭川ラーメンを自分でつくった。地元産のものを使った料理は全体的においしかったし、こだわりがあった。嬉しかったのはご飯。先週の「JRinn」と同じで、ゲストハウス予定地のある永山地区のもの。

朝ご飯の後は、長男・大滋と温泉に入ってまったりして、長沼という場所(岩見沢と千歳の中間くらい)に住んでいる大工さんのご到着を待つことに。

大工さんは、「yomogiya」の屋号で仕事をされている中村直弘さん。「住みよさ」を追求して、旭川で小屋を作られた実績もある。文句なしにかわいくて、断熱も薪ストーブも「ならでは」の工夫があって。東京でシステムエンジニアをやっていて、HP制作やデザインなんかもされてる。もう、HPとかインスタグラム見たら、すぐやられます。

中村さんにこちらの計画をお伝えし、一緒におもしろがっていただけることになって、飛び上がりそうになっちゃった。地元のすごい人のつながりや技、知識をお裾分けしてもらわないと、どうしても立ちゆかなくなるし。

ホテルの駐車場では、中村さんの愛車・ハイエースを見せてもらった。説明する必要がないくらい、存在感が半端ない。今夜はここの荷台に泊まるんだって。やべえ。

中村さんとお別れしてからは、予定地がある町内会長さんに先週の結果をご報告。その後は、きびすを返して新たな地権者さんのもとへ向かうことになった。候補地は角地じゃないほうがいいような気が強くなってきたので、なんとかこちらの思いが伝われば、と。祈るようにして向かった。ドキドキ  (つづく)

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