旭川で地区予選がある、北海道庁のビジネスコンテストが9月8日に迫ってきたー
プレゼンに使うパワーポイントのデータ提出の締め切りが3日朝10時。34歳になった1日と2日は幸運にも仕事が休みだったので、けっこうな時間をもらって、資料づくりを進めることができた。大会のテーマは、「地域の課題解決」。
パワポそのものより、細かいところを詰めていなかった収支計画の整理が先決。ということで、まずはここから。
15年で借入2500万円を返済すると仮定して、冬の稼働率をかなり厳しく見て、元金と利息を返していけるかどうかチェック。最終的には1年目の稼働率は29%として、朝食やカフェの飲食事業も原価から考えて、光熱水費を厳格に(自分の中では)かつ多めにみて、なんとかいけそうな数字をはじきだした。
これが2日の未明になんとかできて、そこからはパワポの組み立てに専念。
自己紹介→「空き地」の魅力→なんでコミュニティーをつくりたいのか→どんな課題があるのか→どう解決できるのか・・・。とりあえず説明に必要なことは網羅はできた。でも、なんか面白くない。まだ住んでもいないのに、「課題を解決しまっせ!」っていうのも、しっくりしない。
浜松では珍しく24時までやってるスタバで、2日夜、会社の仕事と並行して悶々としていると、旭川公園メンバーでデザイナーの鈴木裕矢さんから、「ロゴデザイン案ができました」とメッセンジャーが。スタバで作業していることを伝えると、「来ます?」「相談しながら仕上げちゃいましょう!」と事務所へのお誘いが。待ってました。すんごい助け船!
22時15分くらいにスタバを出て、流れとか見せ方を相談。写真をたくさん使って文字も大きく、テキパキと見せていくのがいいんじゃないか。論理的に隙なくやるのも手だけど、人の心を動かせるほうが楽しいよね、と。最初に掴みで面白くするか、後にもってくるか・・・いろいろ考えた。
で、やっぱり松本は地元の人じゃないし、どう気が狂えば、新聞社辞めて移住してまでやるのか、そこを印象深く伝えたいなと。自分の素直な思い、なんでやるのかというきっかけを、ちゃんと押しだそうよ、と。それが今後にも繋がる!と、という方向でまとまった。
家に帰ってさっそく。全面作り直し。
プロフィール→どこで、なにをするのか→ちなみに数字はこんな感じ→そもそもなんで北海道?→実は〇〇→自分にはこれができそう→地域の課題もこうやれば楽しい、という流れに。文字はできるだけ少なくして写真やグラフ中心に、フォントは大きく。アニメーションで動きを出して。 説明チックではなく、「変なやつがいるな。でもデタラメだっかり言ってるわけじゃないかも笑」と思ってもらえるような、なんとなく面白い感じに仕上がったかなー
住んでもない、出身者でもない若造が「がんばって地域課題を解決します!」なんておこがましいと思ってたから、めちゃスッキリ。変な肩こりがなくなった気分だわ。やりたい気持が先に来てたから、そこはウソつけぬ。
完成は3日未明。まさにギリギリセーフ! これがプレゼンっぽい感じでまた楽しい。ハイテンションな夜明け。ありがとうございます、裕矢さん!