副業をやめて考える、「福業」への道~道新コラムから~

またお久しぶりをしてしまいました。。。

今年は2月までの雪が多かった半面、雪解けのころは気温が高く、去年とは比べものにならないスピードで雪はなくなってしまいました。例年、道路や田畑がぐちゃぐちゃになって辟易するものですが、今年はそんなこともなく。快適な一方で、季節の移ろいも生き急いでいるようで、ちょっと寂しくもありました。

そんな風に呑気に構えていられるのも、「旭川公園」管理人の暮らしがちょっとずつ変わってきたことが背景にあります。2019年の秋から、仕事の仕方を大きく変えました。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください!

年に10回、北海道新聞(道新)の社会面にあるコラム「朝の食卓」でコラムを書かせてもらっています。これまで12回やって、おそらく一番反響をいただいた記事です。SNSでたくさん拡散していただいたのに加えて、行く先々で「読んだよ!」と共感してくださったりすることが多く、このコロナで多くの方が、生き方や働き方を見つめ直しているんだなー、としみじみと思いました。

このコラムにもあるように、ゲストハウスとしては今まで通りやっていくのですが、これまで空いた時間にするイメージだった、書く仕事(ライター業)をかなり増やしていきました。

自分にとっての刺激量が格段に大きくなって、いろんなことが有機的につながって、楽しい。そして何より、心の安定が飛躍的に向上して、今まで以上にゲストと濃い時間(ソーシャルディスタンスは取りながら💦)を過ごせるようになりました。

もともと、いろいろな仕事が互いに良い作用をもたらせるような、循環するような形を思い描いていましたが、畑作業で農家さんにお世話になるだけでなく、リモート中心のライター業でもできることが分かってきました。

誤解を恐れずに言えば、ゲストハウス業は手段です。自分たち家族が、その仲間が、そしてゲストや地域のみんなが楽しく生きていくための手段です。みんなで楽しく、豊かに過ごそうと思ったら、まずは自分たちがそれをしっかり実践しないとできません。

ゲストハウスをしっかり持続させ、より楽しいものにしていくために、やれることはなんでもやります。

別の側面から考えると、旭川公園というゲストハウスは、旭川エリアの面白いヒト・モノ・コトを自分たちで見つけて、ほかの何かとくっつけて、じわじわ伝えるのが、ミッションです。今流行りの、ビジョン・ミッション・バリュー(VMV)で言うと、「地域と外の循環をつくってワクワクの輪を広げる」のがビジョンです。バリューは、まだ言語化できていません(笑)

ということで、手段としてのゲストハウスを続け、ビジョンやミッションをゆっくりでも成し遂げていくために、いろんな道を歩いて楽しんでいこうと思っています!