準備は余裕をもって。。。保健所あれこれ

オープン間際となっても、まだまだドタバタしておりまして・・・💦

旅館業法と食品営業の許可をとるために、書類や現地検査を受けないといけないんだけど、宿泊施設としての要件を満たすのは、そう簡単ではなく。。。最近、ずっと頭を悩ませていたのが、夜間対応です。

共同スペースのコモン棟には事務室があって、そこでしばらくは管理人として寝泊まりする事になりそうだけど、形として「不在型」。居住地が別の所なので、緊急時にどう対応するか、が問われることになる。

当初は、無線で300mくらい届く呼び出しベルを各タイニーハウスに置こうと思っていたけれど、いざ注文して届いたものは、反応せず・・・。自宅アパートとゲストハウスは180mくらいだけど、うんともすんとも💦 アマゾンで3つも試したけど、いずれもダメで、数万円~数十万円する機器も検討したけれど、あまりに高額で断念。

購入を検討した、無線の呼び出しスイッチ。3つともダメだった

ほとんどの宿では、緊急連絡先は携帯に示してあるので、それでいいかあらためて保健所に聞いたら「携帯電話持ってない人もいるので、その人が連絡取れるように」。なるほど、確かに。。。

こうなったら電話が確実だ!と、緊急呼び出しボタンの付属した電話機を調べてみた。シャープから出ていて、アマゾン経由ですぐ届くと判明。NTTに電話したら、1週間くらいで工事は可能と。でもシャープに仕様を確認したら、「最大100mしか無線届かず、厚いコンクリート壁があると厳しいです」と。玉砕。

そこで、いま大きなホテルで導入が進んでいる「handy」という貸出端末も検討。テザリングも多言語対応も、周辺の観光情報も案内してくれ、フリー通話・通信と盛りだくさん。月額980円。東京の本社に聞いてみたけれど、なかなか問い合わせの返答が来ず、「10室に満たないところはお断り」とのこと。小規模って、スケールメリットないのはもちろん、いとんな所でコストがかさむなぁと痛感。

思い切って、ヤマダ電機で相談することにした。コモン棟には電話線とかを入れるチューブがあって、光回線を通すことができるけど、いろいろ相談した結果、Wi-Fiを飛ばすソフトバンクの「Air」を導入して端末(iPad)を動かし、通話アプリで管理人・松本とつながる形にすることにした。保健所も、各棟じゃなくてコモン棟でOKと見解を示してくれたので、めでたしめでたし。

それにしても、この検討だけで9月3日は7時間も費やしてしまったわ。いろいろ出てくるし、後手後手になるのって怖い。なにがあるか分からないから、気になったらすぐ導入してテストしてみないとー